大阪万博にシニア割引は無い？入場料をお得にする方法について解説

大阪万博にシニア割引はあるの？入場料について解説

シニア割引は無い

大阪万博ではシニア割引制度は設けられていません。高齢者が来場する場合も、大人料金での入場が必要です。過去には「80歳以上は無料になる」という噂が流れましたが、実際にはそのような制度は導入されていませんので注意してください。

この背景として、大阪万博2025のチケット区分が「大人」「中人」「小人」「3歳以下無料」の4つに分かれており、65歳以上や70歳以上といった高齢者向けの割引枠は設定されていない事情があります。

そのため、いくら年齢を重ねていても割引対象にはならず、通常の大人料金で購入しなければなりません。

一方で、事前に購入する「前売券」や時間を限定した「夜間券」「平日券」を利用することで、結果的にお得に入場することは可能です。

体力面や混雑を避けたいシニア世代には夜間券や平日券の活用が現実的な選択肢となるでしょう。これにより、高齢の来場者も費用を抑えながら大阪万博を楽しむことができます。

↓関連記事
シニア割引一覧『2025年版』 各ジャンルでお得に使える最新情報まとめ

高齢者の料金区分は？

大阪万博2025における高齢者の料金区分は「大人」に該当します。大阪万博のチケット料金は年齢別に「大人（18歳以上）」「中人（12歳〜17歳）」「小人（4歳〜11歳）」に分かれており、65歳以上や70歳以上だからといって特別な料金区分はありません。

その中で、万博開催期間の4月1日時点の年齢で区分が確定する仕組みとなっているため、会期中に誕生日を迎えたとしても料金区分が変わることはありません。例えば、2025年4月1日時点で18歳以上であれば、誕生日を迎えても「大人」料金のまま利用できます。

この料金体系により、シニア層であっても通常の大人料金での来場が必要になります。ただし、小さなお孫さんと一緒に来場する場合、3歳以下であれば無料で入場できるため、家族全体での負担を少しでも抑えることが可能です。

割引前売り券は存在するのか？

大阪万博ではシニア割引前売り券は存在しませんが、通常の前売り券が過去に販売されていました。前売券は会期前に購入することで当日券よりも安く入手できる仕組みでしたが、2025年現在、前売り券の販売は終了しています。

過去に販売された前売り券の例として、「開幕券（大人4,000円）」「前期券（大人5,000円）」「早割一日券（大人6,700円）」などがありました。これらは通常の一日券（大人7,500円）と比較すると安価で購入できるため、購入できた方にとっては大きなメリットがありました。

現在は「夜間券（3,700円）」「平日券（6,000円）」などの時間・曜日を限定するチケットが割引的な役割を果たしており、これらを活用することで、結果的に割安で入場することが可能です。

なお、今後新しいキャンペーンや割引が発表される可能性はありますので、大阪万博公式サイトやKKdayなどのチケット販売サイトを定期的に確認することをおすすめします。

無料招待や特典付きプランはある？

大阪万博2025では、シニア向けに限定した無料招待制度は現在ありません。ただし、過去には自治体や企業のキャンペーンによる無料招待企画が行われた例もあるため、今後実施される可能性は残されています。

現在利用できる特典付きプランとしては、旅行会社のツアーで交通費・宿泊費込みのセットプラン、グッズ付きチケット、交通機関とのセット券などがあります。これらの特典付きプランを利用することで、単独でチケットを購入するよりもお得になる場合があります。

チケット料金の最新情報と比較

出典：expo2025

現在の大阪万博2025の最新チケット料金は以下の通りです。

この中で「夜間券」や「平日券」は通常の一日券よりも費用を抑えて入場できるため、比較的空いている時間帯に行きたい方や体力面で夕方以降に訪れたい方に適しています。シーズン中に何度も訪れたい方は「夏パス」「通期パス」の購入で結果的にお得になる場合があります。

大阪万博では前売券の販売は終了しており、今後新たな割引施策が発表される可能性もありますが、現時点では上記の料金での購入が必要です。

障害者割引は適用可能か？

大阪万博では障害者割引が適用されます。障害者手帳等を持っている方と同伴者（介助者）1名までが「特別割引券（大人3,700円）」で入場可能です。

対象となるのは以下の方々です。

この特別割引は通常の大人料金（7,500円）と比較して約半額で入場できるため、対象者にとって大きなメリットとなります。一方で注意点として、来場当日に手帳や受給証の提示が求められること、対象者以外は適用されないことがありますので事前に準備しておくことが大切です。

チケットはいつから購入できる？

大阪万博2025のチケットはすでに販売が開始されています。チケットは2025年4月13日から10月13日までの会期中であれば、来場日を指定して購入する形になります。

購入方法としては、公式サイト、KKday、コンビニ端末などがあり、QRコード付きの電子チケットで発行されるため、スマートフォンで表示するか印刷して当日提示する形となります。また、入場には万博IDとの紐付け、来場日時の予約が必須です。

なお、混雑する日程は早期に売り切れる可能性があるため、行きたい日程が決まったらできるだけ早めに購入・予約を行うことをおすすめします。早割チケットの販売は終了していますが、「夜間券」「平日券」などの選択肢を活用すれば比較的お得に入場することが可能です。

大阪万博の入場料にシニア割引は無くてもお得に行く方法

チケット購入方法とおすすめの買い方

大阪万博のチケット購入はオンラインでの事前購入が基本です。会場での当日券販売は原則行われず、事前にチケットを購入し、万博IDとの紐付けを行い来場日時の予約が必要となります。

主な購入方法としては公式サイト、KKdayなどの旅行予約サイト、コンビニ端末（セブンイレブン、ローソンなど）が挙げられます。どの方法でもQRコード付き電子チケットが発行され、スマートフォンで提示するか印刷して提示する形で利用可能です。

購入方法別特徴を表にまとめます。

私であれば、万博IDとの連携がスムーズで、トラブル時の対応がしやすい公式サイトでの購入をおすすめします。

ただし、KKdayで購入するとポイント還元を受けられるため、普段KKdayを利用している方は選択肢として有効です。購入後は必ず万博IDとチケットIDの紐付けを行い、来場日時予約を済ませておくことが大切です。

売り切れ前に準備すべきこと

大阪万博のチケットは人気日程や祝日・大型連休・お盆期間中に売り切れる可能性があります。そのため、訪問予定日が決まっている場合は、できるだけ早めにチケットを購入し、日時予約を済ませておくことが必要です。

準備の流れは以下の通りです。

1. 万博IDの登録を行う

2. 行きたい日程を家族や同行者と相談して決める

3. 混雑予想カレンダーを確認してできるだけ空いている日程を選ぶ

4. チケットを公式サイトまたはKKday等で購入する

5. 万博IDとチケットIDの紐付けを行う

6. 来場日時予約を行う

また、人気パビリオンの抽選予約も早めに済ませると当日の待ち時間を短縮できます。これを理解した上で早めに準備しておくことで、売り切れによる来場機会の損失を防げます。

チケット購入後の払い戻しはできる？

大阪万博のチケットは基本的に購入後の払い戻しはできません。チケット購入後に都合が悪くなった場合も原則キャンセルは不可となっており、チケットの日時変更も自己都合では対応できないため注意が必要です。

ただし、万博主催者の都合によりイベントが中止になった場合は払い戻しが行われることがあります。その際は公式サイトから案内があり、指定された期間内に払い戻し手続きを行う必要があります。

なお、万博のチケットは来場日時予約を行っていない場合は利用できないため、必ずチケット購入後に来場日時予約を完了させておくことが大切です。予定変更の可能性がある場合は夜間券や平日券を選ぶことで価格を抑えつつ調整しやすくする方法もあります。

買い方のポイントと注意点

大阪万博のチケットを購入する際には以下のポイントを押さえることが重要です。

・購入は公式サイト、KKday、コンビニ端末のいずれかを利用する

・購入後は万博IDと紐付け、来場日時予約を行う

・日程が混雑する日やパビリオン予約が必要な場合は早めの購入を心掛ける

・購入後の払い戻しができないため日程確定後に購入する

また、同じ券種でも平日券・夜間券を利用することで安く入場できる場合があるため、体力や予定に合わせて最適な券種を選ぶことが大切です。

注意点として、チケットは原則当日購入できないため、来場前に必ず準備する必要があります。購入後、万博IDとの紐付けが完了していないと当日入場できないため、購入後すぐに手続きを行うことを忘れないようにしましょう。

公式以外で購入する際の注意点

大阪万博のチケットは公式サイト、KKday、コンビニ端末など正規販売ルート以外での購入は推奨されていません。公式以外から購入する場合は、転売チケットや偽チケットを掴まされるリスクがあるため十分に注意が必要です。

チケットはQRコード管理であり、転売されたチケットは無効化される場合があります。また、偽造されたQRコードの場合、当日会場で入場できずトラブルになる恐れがあります。

オークションサイトやフリマアプリでのチケット購入はトラブルが多く、特に値段が通常よりも極端に安い場合は注意が必要です。

もし公式以外で購入する場合は、大手旅行会社の万博ツアーで「チケット付きプラン」として販売されているものを利用するのが安全です。この場合も必ず信頼できる販売元であることを確認しましょう。

少なくとも、大阪万博のチケットは公式サイト、KKday、コンビニ端末から購入することが安全で確実です。転売や非公式ルートでの購入は避けることで安心して万博を楽しむことができます。

大阪万博にシニア割引はあるの？のまとめ

記事をまとめます。

・大阪万博ではシニア割引は設定されておらず大人料金が必要

・高齢者は65歳以上でも料金区分は「大人」に含まれる

・会期開始日の4月1日時点の年齢で料金区分が決まる

・シニア割引前売り券は存在せず通常の前売券販売も終了済み

・現在購入可能なのは夜間券、平日券、通期パス、夏パスなど

・シニアは夜間券や平日券を利用すれば費用を抑えられる

・障害者割引は適用され対象者と介助者1名が特別割引券で入場可

・チケットはオンライン事前購入・万博IDとの紐付けが必須

・チケット購入後のキャンセル・払い戻しは原則不可

・非公式ルートの転売・偽チケットは無効化リスクがあるため避ける

お得な方法を活用して大阪万博を思いきり楽しみましょう！